iシェアーズ J.P.モルガン 現地通貨建てエマージング・マーケット債券 ETF【LEMB】

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ETF概要

J.P. Morgan GBI-EM Global Diversified 15% Cap 4.5% Floor IndexをベンチマークとするETFで、現地通貨建て新興国債券に投資するETFです

本稿執筆時点では、全19ヶ国の国債とソブリン債が投資対象となっています。ベンチマークの縛りにより、各国の組み入れ比率は上限15%および下限4.5%となっています。

投資対象となっている債券は、「一応」投資適格級の債券が大半を占めています。と言っても、投資適格級スレスレの「BBB」とその上位の「A」がほとんどで、「AA」が1ヶ国だけ含まれています。残りは「BB」と「B」に格付けされている投機的格付けの債券で、これらが約3割含まれています。

対象国:
ブラジル、メキシコ、ポーランド、インドネシア、南アフリカ、コロンビア、ハンガリー、チェコ、チリ、タイ、ロシア連邦、マレーシア、ルーマニア、ドミニカ共和国、フィリピン、トルコ、ウルグアイ、ペルー、アルゼンチン

ETF Data

ティッカー LEMB 市場 NYSE Arca
銘柄名 iシェアーズ J.P.モルガン 現地通貨建てエマージング・マーケット債券 ETF
iShares J.P. Morgan EM Local Currency Bond ETF
ベンチマーク J.P. Morgan GBI-EM Global Diversified 15% Cap 4.5% Floor Index
運用会社 BlackRock Fund Advisors
ブランド iShares
分類 新興国債券 経費率 0.30%
対象地域 新興国 設定日 2011年10月18日
ファンド籍 米国 分配頻度 毎月
基準通貨 米ドル 構成銘柄数 150+

ETFの特徴

本ETFの特徴は、利回りの高い新興国の国債やソブリン債に投資していることです。ただし、現地通貨建てのため、新興国通貨の貨幣価値に引きずられやすいという特徴も併せ持ちます。

また、利回りの高さは、当然ながら格付けにも表れてきます。投資適格債が大半とは言え、先進国債券よりもデフォルトリスクは高いことに注意しましょう。

構成銘柄の特徴

組み入れ債券を国別で分けると、ブラジルとメキシコを除いてほぼ等比率の構成になっています。これは、ベンチマークの縛りにより、各国の組み入れ比率の下限が4.5%になっていることに因るものと思われます。

 

残存期間別の構成比を見ると、5年以内のものが過半数、10年以内のもので75%超を占めており、平均残存期間は約7年です。

 

 

格付けごとに分けると、BBB格が山の中心となっていることがわかります。あまり格付けの低いものは、ベンチマークインデックスから除外されてしまうため、このETFには含まれていません。

 

 

総評

このETFに限った話ではありませんが、現地通貨建て新興国債券ETFは、その国の通貨の相場に振り回されやすいので要注意です。売り時はともかく、買い時には注意したほうが良さそうです。イケイケの時にうかつにホイホイ買ってしまうと、あとで大きな反動を受ける可能性があります。

債券は主たる収入源が利息のため、対象通貨の相場が下がってしまうと利息収入は目減りし、おまけに評価額も下がるという二重苦を抱えることになります。逆に言うと、しっかり下がったところで買うのは、ある意味お得かもしれません。

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